mikotohodo-三言ほど-

くだらない雑談と小さな情報を日常に

七月を振り返える


八月が二日ほど過ぎようとしている今日、七月を振り返ろうと思う。


あれ?昨日、まだ一月じゃなかったっけ?そう言いたい。

ラーメンの出来上がりを刻々と待つ時間と、ゲームしている時に「ごめん、トイレ」と言ってトイレに行き、手を洗い、水を飲み、背伸びをし、席に戻る。同じ時間を過ごしているはずなのに、同じ時間に生きているとは思えない…なんの話だ。


七月はよくゲームをした。

月の頭から一週間ほどワイワイ楽しくやっていたつもりが一ヶ月が過ぎていた。


中盤にさしかかるうだうだ感が、「なんか今回かったり~な~」なんて思っていたけれど、定番の友情努力、そして勝利に向かい集うキャラクターの熱い視線に瞳うるうるさせながらプレイをしていた。


「泣いてるの?泣いてるの?ねえねえ泣いてるの?ちょっときてきて泣いてるよーキャハハハハ」と言われ、心の底から泣いた。


お前なんて「ぅぅっ、うぅっ」とか声だして泣いてただろう。とかなんとか。


新たな大地を駆け回り、時に偶然出会った外国人プレイヤーと戯れながら、朝勢と言いながらも、最近は昼前から仕事に行く時間夜7時前ぎりぎりまでやっている。そんな中、とあるプレイヤーから連絡が来た。


「プロポーズしたことある?」と。

縁起悪いかもしれないけど、「破談はしたことあるよ」と告げると「相談しようとした相手を間違えた」というのだ。


たしかに間違えてるかもしれない。告白の時に「俺と付き合って下さい」と言おうとしたら「俺と付き合えや」と肝心な所を威張り散らかすような男だ。

その人は今すぐにでもプロポーズしたいけど、正直びびっているらしい。


青春だな・・・色々と青春だな・・・


母親が40歳になった時に突然「青春だと思った時が青春なの」と言いだした時は「なんか認めてほしくて言ってるのか?」と言ったら「お母さんだって青春してるの!」と怒りだした事がある。


他人の青春ほどやっかいなものはない。


10日ほど過ぎ、プロポーズ男にプロポーズしたのか聞いてみた。

そしたら「しそうになったけど出来なかった」という。


根性無しと思うかもしれないけど、人によっては一生のうちに一度あるかないかの重要なクエストだ。

よく、僕は行き詰った時にゲームに例える。


上から見下ろして見る自分に次は何をさせたら良いのか考える。

彼は、既にクエストは受注済みだ。

あとは完了するだけ。そんな彼の背中を押してあげたい。


人の人生の事なんだから、大事な場面にあまり首を突っ込まない方が良い。しかし、彼は僕の友達だ。背中を押す様なささやかな追い風になってあげても良いじゃないかと勝手に思う。


そんな事を思いながらも僕は何一つ良いアイデアが思いつかないので、我が家の影の主に相談した。


結果、「ゲームはぐいぐい行くのに何で?」と。

彼にすぐさま連絡し、「ゲームはぐいぐい行くのに何で?と、うちの主が申してます」と伝えた。


人のやる気スイッチ、つまり着火点とは摩訶不思議なもので、その二日後、一緒にお風呂に入っている時にどさくさに紛れて色んな所を触っている時に、ついでにどさくさに紛れてプロポーズしたと。ていうか、彼女の方から報告を受けた。


ぐいぐいの類がおかしい。


彼に話を聞くと、「なんか良い雰囲気だったから…」という雰囲気の意味間違えてると思うんですけど、僕としては『誰にも迷惑がかかってないのなら勝てば良い』というそれに無理やり当て嵌めて納得することにした。


僕は今、38度弱の熱が出て、仕事を休み、七月の事を思い出して書いている。

今年の夏は特別な夏にしたい。みんなの夏も、良い夏でありますように。