mikotohodo-三言ほど-

くだらない雑談と小さな情報を日常に

何かが言いたい。面接・持病、その他。


そのむかし、会社の事務所にいた僕はけたたましく鳴り響く一本の電話を受けた。

内容としては、うちの会社で働きたいから面接をしたい

上司に内容を伝え、条件があるからその条件をクリアしているか確認してほしいと。もし条件をクリアしていなかったらお断りしてくださいと言われ、僕は連絡をくれた方と話をする。

結果、お断りをした。

そしたら相手の方は逆上したのだ。汚い言葉を僕に浴びせ、最後に「調子にのんなよクソが」と捨て台詞を吐いて電話をきられた。

数年後

僕は違う会社にいた。上司が面接するから席を外すというので、暇だから自分も付いていくわ。と、人選に関しては全く上司を信用できないので僕も面接に付きあうことにした。

僕は「ドライバー使えます?」とか、「オーディオ機器のセッティングできます?」とか日常生活で対応する場面があるであろう事をたまに聞くことがある。そして、「仕事に差し支える様な持病はありますか?」も聞く。


僕は持病がある。

たとえば、ヘルニア。普段の生活には支障がなく、しかし腰に負担がかかる作業がもしあった場合に周りに理解者がいたらどんなに助かるだろうか。たまたま宅配便で少し重い荷物が連続で入ってきた場合、理解してくれる人がいるだけで何もかもが違うと思う。知らなければ「受け取っておいて」の一言だけど、知っていたら「台車空いてるから使ってね」だとか、「一緒にいこうか」と助け合える。また、無理をしているようなら「無理をするな」と言える。些細だ、とても。しかし、些細の積み重ねが大事、重要なんだと思う。

これは、持病がある人が楽をでき、フォローする人が負担する。ではなく、あくまでもケースバイケースの助け合いだ。

働いてもらう訳だけど、不安な所があるのなら、せっかく一緒に働くのだからフォローし合ってやっていきましょう。あなたの事はフォローしますが、わたしが困った時はわたしのことをフォローして欲しいと思います。と、僕は言う。そのために、「吐きだせるレベルの事はいま吐きだせ」ってこと。


香水の香りがきつくて息苦しいので控えてください。

なんだか上司が言いづらいそうな時も僕はずばずば言う。

香りがきつくてむせ返り、それが原因で喘息の発作が起こる事もある。

この香水の件は、夏になると男性達が冷房をきつくし、女性達が凍え耐える状況にひじょ~~に似ていると僕は思う。

なので僕はこの時もいう。

お前らの頭の中にはほどほどという考え方はないのか、と。

この事を考えると、人はなかなか助けあえない。


さて、持病が武器にならないことは承知している。

だから言えない。言える人は言える。言える事と言えないことがある。様々だ。

告知義務とは。

僕は思う。思い通りにならない場合に「調子にのんなよクソが」とか言っちゃう人よりも、どこか何かの負担を抱えながらも強く生きようとしている人を絶対に優先したい。


上司に付いていった僕でしたが、さて面接を始めました。

その時、改めて名前を確認したのですが、聞き覚えのある名前でした。

人間、どこで『縁』という力が働くかは読めないです。一時の頭に血が上った感情をコントロールできるかで未来が変わる場合もあると思います。


僕は言いました。「求人募集先に連絡した際に「調子にのんなよクソが」なんて言った事ありますか?」と。

これは何年も前の話。しかし、僕は彼の顔も名前も今もしっかりと覚えている。