前回からの続きみたいなものなのですが、ロジクールの静音マウス(ワイヤレス)を今ではすっかり気に入っている。
ん?はて、ワイヤレスマウスという言い方は正しいのだろうか。
それともBluetoothのマウスと言った方が正しいのだろうか。そこら辺の細かいところはよく分からないけど、ワイヤレスアレルギー持ちが身の回りにワイヤレスなモノを置いた瞬間、世界が変わったことは事実ではある。
前回の記事では、ロジクールに突如として飽きが来て、違うメーカーのモノを買いそろようとした、そんな話をしたことは覚えている。
ゲーミングデバイスで揃えた周辺機器を絶ち、「なんか普通でいいや」な感じで左手用ゲームパッドも普通のゲームパッドに変えたし、ヘッドセットも普通のやすっちーイヤホンに変え、多ボタンマウスもロジクールの静音マウスとした。
僕の中で3ボタンしかないマウスを使うデメリットで一つ上げられるのが、「戻る」の方法が変わったことだ。
左クリックからの戻るを実行するか、はたまたショートカットキーで戻るか、ただそれだけの動作が実に面倒くさい。
今まではマウスの上にのせていた指先をほんの数ミリ動かすだけで戻れたわけなのだから。
さて、突然とまた何かを変えたい衝動が襲い掛かる。
それはキーボードもワイヤレスにしたいなぁ~なんて想いだった。
それは単純にボタンが可愛らしかったからだ
ロジクール ワイヤレスキーボード 無線 キーボード 薄型 小型 K380BK Bluetooth K380 ワイヤレス マルチOS: Windows Mac iOS Android Chrome
僕はロジクールを絶ちたい。しかし、またあいつがやってきた。
このキーボード、キーが丸いんだ。
キーが丸い?ボタン?まあ何ていうか、押すところが丸い。
実に可愛い。静音性もあって丸いキーを激しく押下してもポツポツとすごく控えめに鳴く。
控えめなのだけど存在自体をアピールしているところも可愛い。
色は確か青とかピンクとか白とかもあったのだけど、僕はスタンダードなグレーの奴を買った。
ちょっと離れても使え、コンパクトなそのボディーはどんな場所に置かれてもひっそりと行儀よく存在してくれる。
極度のワイヤレスアレルギー持ちだった僕が今ではワイヤレスという言葉に魅了されている。
自分の些細な、小さな変化に、ちょっと楽しんでいることに気が付いてしまった。
最後にワイヤレスキーボードついての問題点をあげて終わりにする。
僕はタブレットを使わない。スマホで文字を打つ時もスマホの画面操作で十分間に合っている。
PCはどうだろう。あたり前のようにデスクトップPCには一台につき一つキーボードがある。
ノートPCはどうだろうか。間違いなくノートPCにはキーボードが付いている。
では、つい先日買ったワイヤレスキーボードはどこで使うのだろうか。
使う場面が無く、そういう訳の分からない無駄遣いをやめなさい。と、叱られた次第だ。
意地になった僕は24インチ程の大きくはないモニターから2mほどの距離を取り、ワイヤレスキーボードを使い「使えばいいんだろ使えば!」と自分を追い込んでいく。
およそ2m先のモニターに映る数々の文字は、大げさに言って体感1pxほどの小さな今にも潰れそうな様子でしか見えない。
せっかく買った新しワイヤレスキーボードは、きれいにその体を箱に戻され、自分の出番は今か今かと待ちわびる様に押し入れの中にいる。